建峰の手紙

【施工事例】愛知県あま市|UA値0.45・C値0.9|太陽光7.2kWを搭載した高性能平屋

愛知県あま市で施工した注文住宅をご紹介します。

今回の住宅は、ワンフロアで生活が完結する平屋です。

住宅の断熱性能を示すUA値は0.45W/㎡・K、完成後に行った気密測定のC値は**0.9㎠/㎡**となっています。

断熱材だけでなく、窓、気密、換気、耐震、太陽光発電まで含め、住宅全体の性能を考えました。

住宅性能についても、

UA値0.45
C値0.9
耐震等級3
制振ダンパー
第一種換気
長期優良住宅
BELS取得
太陽光発電7.2kW

という仕様です。


ワンフロアで生活が完結する平屋

今回の住宅は、木造平屋建てです。

平屋は、LDK、寝室、水回り、収納などがすべて同じ階にあります。

日常生活の中で階段を使う必要がなく、部屋から部屋へ移動しやすいことが大きな特徴です。

若いときの暮らしやすさだけでなく、年齢を重ねたあとの生活まで考えやすい間取りです。

一方で、平屋は屋根や基礎の面積が大きくなりやすいため、断熱性能を住宅全体でしっかり計画することが重要になります。

今回の住宅では、壁、天井、窓、気密、換気を組み合わせ、平屋全体の温熱環境を考えています。


UA値0.45の断熱性能

今回の住宅のUA値は、

0.45W/㎡・K

です。

UA値は、住宅内部の熱が外部へどのくらい逃げやすいかを表す数値です。

数値が小さいほど、住宅から熱が逃げにくいことを示します。

断熱性能を高めることで、冬は室内の暖かさが逃げにくくなり、夏は外からの熱が入りにくくなります。

冷暖房で整えた室内温度を保ちやすくなるため、快適性だけでなく、冷暖房効率の向上も期待できます。

ただし、住宅性能はUA値だけで決まるものではありません。

断熱材の施工状態、窓、気密、換気、日射の入り方などを、住宅全体で考える必要があります。


C値0.9|完成後に気密性能を確認

今回の住宅では、完成後に気密測定を行っています。

測定結果は、

C値0.9㎠/㎡

でした。

C値は、住宅全体にどのくらいの隙間があるかを示す数値です。

設計段階で計算するUA値とは異なり、C値は現場で実際に測定します。

断熱材の性能が高くても、住宅に多くの隙間があれば、その隙間から外気が入り、室内の空気が逃げやすくなります。

また、計画した換気経路とは別の場所から空気が出入りすると、換気設備が本来の性能を発揮しにくくなることもあります。

そのため、高断熱住宅では断熱性能だけでなく、気密性能も一緒に考えることが大切です。


壁には太陽SUN100mm+気密シート

壁の断熱材には、パラマウント硝子工業の高性能グラスウール、

太陽SUN・100mm

を施工しています。

高性能グラスウールは、細かなガラス繊維の間に空気を含むことで、熱を伝わりにくくする断熱材です。

壁の柱と柱の間に断熱材を施工し、室内側には気密シートを設けています。

断熱材を入れるだけではなく、気密層をできるだけ連続させることで、住宅の隙間を抑えます。

グラスウールは一般的に広く使用されている断熱材ですが、本来の性能を発揮するためには施工精度が重要です。

柱や配線、配管まわりに大きな隙間ができないよう、施工状態を確認しながら工事を進めます。


天井にはアクリアマットα200mm

天井断熱には、旭ファイバーグラスの

アクリアマットα・200mm

を施工しています。

屋根や天井は、夏の日射の影響を受けやすい場所です。

特に平屋は、生活空間の上部全体が屋根に接しているため、天井部分の断熱計画が重要になります。

天井に200mmの断熱材を施工することで、屋根から室内へ伝わる熱や、室内から外へ逃げる熱を抑えます。

壁だけでなく、天井、窓、基礎などを含め、住宅全体で断熱ラインを考えています。


LIXIL EW+Low-Eペアガラス

窓には、LIXILの

EW

を採用しています。

ガラスはLow-Eペアガラスです。

2枚のガラスの間に空気層を設けることで、1枚ガラスと比べて熱が伝わりにくい構造になっています。

さらにLow-E金属膜によって、室内外の熱の移動や日射の影響を抑えます。

ガラスとガラスの間に使用するスペーサーには、樹脂スペーサーを採用しました。

住宅の中で熱の出入りが大きくなりやすい場所のひとつが窓です。

そのため、壁や天井の断熱材だけでなく、サッシ、ガラス、スペーサーまで含めて窓の性能を考えています。


第一種換気を採用

換気システムには第一種換気を採用しています。

第一種換気は、給気と排気の両方を機械で行う換気方式です。

住宅内の空気を計画的に入れ替え、必要な換気量を確保します。

高気密高断熱住宅では、

断熱・気密・換気

をそれぞれ別のものとして考えるのではなく、セットで計画することが重要です。

住宅の隙間を抑えたうえで、換気設備によって必要な場所から給気し、計画した場所から排気することを目指しています。


耐震等級3+制振ダンパー

今回の住宅は耐震等級3です。

耐震等級3は、住宅性能表示制度における耐震性能の最高等級です。

さらに、地震による建物の揺れを抑えるため、制振ダンパーも採用しています。

耐震は、建物自体の強度によって地震の力に耐える考え方です。

一方、制振は、制振装置によって地震の揺れを吸収し、建物にかかる負担を抑える考え方です。

今回の住宅では、

耐震等級3+制振ダンパー

を組み合わせ、地震への備えを考えています。

一度の大きな地震だけでなく、繰り返し発生する揺れに対しても、建物への負担をできるだけ抑える計画です。


太陽光発電7.2kWを搭載

屋根には、

7.2kWの太陽光発電設備

を搭載しています。

高性能住宅では、最初に断熱性能や設備性能を高め、住宅で使用するエネルギーを抑えることが重要です。

そのうえで太陽光発電を組み合わせ、住宅で使用する電気の一部を自宅でつくります。

平屋は2階建てと比べて屋根面積を確保しやすい場合があり、屋根の形状や方位によっては、複数の太陽光パネルを設置しやすいことも特徴です。

太陽光発電の容量だけでなく、住宅の断熱性能や暮らし方まで含めて省エネルギーを考えています。


BELS評価書を取得

今回の住宅は、BELS評価書を取得しています。

BELSは、建築物の省エネルギー性能を第三者評価機関が評価し、表示する制度です。

住宅会社が「高性能住宅です」と説明するだけでなく、設計された住宅の断熱性能や一次エネルギー消費性能を、第三者機関が確認します。

今回の記事では、BELSの削減率などの細かな評価数値ではなく、UA値、C値、断熱仕様、窓、換気、太陽光発電など、実際の住宅仕様を中心にご紹介しています。


長期優良住宅

今回の住宅は、長期優良住宅の認定を取得しています。

長期優良住宅は、長期間にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた住宅について、所管行政庁が認定する制度です。

住宅は完成したときだけ快適であればよいものではありません。

10年、20年、30年と暮らしていくことを考え、耐震性、省エネルギー性、維持管理、劣化対策などを含めて計画することが大切です。


外壁には高性能サイディングFUGE

外壁には、高性能サイディングの

FUGE

を採用しています。

FUGEは、外壁材同士の継ぎ目が目立ちにくい仕上がりを目指せる外壁材です。

外壁は住宅の印象を大きく左右する部分ですが、デザインだけでなく、耐久性や将来のメンテナンスについても考える必要があります。

住宅性能、間取り、外観のバランスを考えながら外壁材を選定しています。


平屋の暮らしやすさと住宅性能を組み合わせた家

今回の愛知県あま市の住宅は、

UA値0.45
C値0.9
壁断熱・太陽SUN100mm
気密シート
天井断熱・アクリアマットα200mm
LIXIL EW
Low-Eペアガラス
樹脂スペーサー
第一種換気
耐震等級3
制振ダンパー
長期優良住宅
BELS
太陽光発電7.2kW
外壁FUGE

という住まいです。

住宅性能は、ひとつの数値や設備だけで決まるものではありません。

断熱材、気密、窓、換気、耐震、制振、省エネルギー設備などを住宅全体で組み合わせることが重要です。

さらに今回の住宅では、ワンフロアで生活できる平屋の暮らしやすさも取り入れています。

株式会社建峰では、性能の数値だけを追うのではなく、家族がその家でどのように暮らしていくのかまで考えた家づくりをご提案しています。

愛知県あま市をはじめ、愛知県・岐阜県で高気密高断熱住宅、平屋、耐震等級3、長期優良住宅をご検討の方は、お気軽にご相談ください。

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