愛知県一宮市で施工した注文住宅の事例をご紹介します。
今回の住宅は、断熱性能や省エネルギー性能だけではなく、23帖の広々としたLDK、吹抜け、ビルトインガレージ、家事動線など、暮らしやすさにもこだわった住まいです。
住宅の断熱性能を示すUA値は0.44W/㎡・K。
BELSによる第三者評価では、太陽光発電を除いた状態でも、基準となる住宅と比較して一次エネルギー消費量を39%削減する性能となっています。
さらに6.37kWの太陽光発電を搭載し、ZEHにも対応しています。
一宮市で建てた住宅の基本性能
今回の住宅は木造在来軸組工法の2階建て。
BELS評価対象面積は**149.79㎡**です。
主な住宅性能・仕様は、
UA値0.44
長期優良住宅
ZEH
第一種全熱交換型換気
太陽光発電6.37kW
となっています。
高性能住宅では、単に断熱材を厚くするだけではなく、壁・基礎・窓・換気・設備などを住宅全体として考えることが重要です。
壁は高性能グラスウール100mm+ネオマフォーム30mm
この住宅の大きな特徴のひとつが、外壁の断熱仕様です。
柱の間には、パラマウント硝子工業の高性能グラスウール
「太陽SUN」16K・100mm
を施工。
さらに外側には、
旭化成建材「ネオマフォーム」30mm
を施工しています。
つまり、柱間の断熱だけではなく、建物の外側にも断熱材を加えた付加断熱仕様です。
ネオマフォームの熱伝導率は0.020W/㎡・K、高性能グラスウールは0.038W/㎡・K。
異なる断熱材を組み合わせることで、住宅全体から逃げる熱を抑えています。
室内側には可変透湿気密シートを施工し、断熱性能だけでなく、気密や壁内部の湿気にも配慮した構成としています。
天井には高性能グラスウール155mm
天井断熱には、旭ファイバーグラスの
「アクリアマット」高性能14K・155mm
を施工しています。
屋根は夏の日射を強く受ける場所です。
そのため天井部分の断熱性能を確保することは、夏場の室温上昇を抑え、冷房効率を高めるうえでも重要になります。
基礎断熱にはフェノバボード90mm
基礎部分には、
フェノバボード90mm
を採用しています。
壁や天井だけでなく、住宅の足元となる基礎部分にも断熱層を設けることで、建物全体を断熱ラインで包み込む考え方です。
床下には循環ファンも設け、床下を含めた室内環境を考えています。
UA値0.44|第三者評価で確認した断熱性能
今回の住宅のUA値は、
0.44W/㎡・K
です。
UA値とは住宅の内部から外部へ、どれだけ熱が逃げやすいかを示す数値。
数値が小さいほど、熱が逃げにくい住宅となります。
「高性能グラスウールを使っています」
「断熱にはこだわっています」
という説明だけではなく、完成する住宅全体を計算し、UA値0.44という数値で性能を確認しています。
第一種ダクトレス全熱交換型換気
24時間換気システムには、キムラの
ダクトレス全熱交換型換気システム「エアーセーブ」
を採用。
第一種換気は、給気・排気の両方を機械によって行います。
さらに熱交換を行うことで、換気によって室内の暖かさや涼しさを必要以上に捨ててしまうことを抑えます。
高断熱住宅では、
断熱+気密+換気
をセットで考えることが重要です。
一次エネルギー消費量39%削減+ZEH
BELS評価では、再生可能エネルギーを除いた状態で、
一次エネルギー消費量39%削減
BEI 0.61
という評価を取得しています。
つまり、太陽光発電を載せる前の住宅・設備そのものでも、省エネルギー性能を高めています。
さらに太陽光発電を組み合わせることで、再生可能エネルギーを含めた一次エネルギー削減率は104%。
ZEHとして評価されています。
太陽光発電6.37kWを搭載
太陽光発電にはカナディアンソーラーを採用し、
6.370kW
を搭載しています。
住宅の断熱性能・設備性能を高めて使用するエネルギーを減らし、そのうえで太陽光によってエネルギーをつくる。
今回の住宅では、こうした順番でZEHを実現しています。
23帖LDK+吹抜けの開放的な空間
1階の中心となるLDKは、
38.09㎡・約23帖。
広いLDKの一部には吹抜けを設けています。
断熱性能を高めることで、大空間や吹抜けを採用した住宅でも冷暖房負荷をできるだけ抑えながら、開放感のある暮らしを目指しています。
リビング・ダイニングなど1階の主要部分には、無垢タモフローリング15mmを採用。
無垢材ならではの質感や足触りも楽しめる空間となっています。
約12.3帖のビルトインガレージ
1階には、
20.29㎡・約12.3帖のビルトインガレージ
を設けています。
雨の日でも車から住宅へ移動しやすく、大切な車を風雨から守れるのもビルトインガレージのメリットです。
住まいだけでなく、車との暮らしまで含めて計画した住宅です。
洗う・乾かす・片付ける家事動線
脱衣室には、
リンナイ「乾太くん」デラックスタイプ9kg
を設置。
さらに収納ユニット、アイアンバー、タモ集成材の作業カウンターも設けています。
洗濯して、乾かして、畳んで、収納する。
毎日の家事をできるだけ同じ場所で完結できるよう計画しています。
洗面室と脱衣室を分けているのもポイントです。
家族がお風呂に入っていても洗面台を使いやすく、朝の身支度と入浴時間が重なった場合にも使いやすい間取りになっています。
キッチンにはBOSCHの60cm食洗機
キッチンには製作キッチンを採用。
食器洗い乾燥機には、
BOSCHの幅60cmモデル
を組み込んでいます。
大容量の海外製食洗機は、家族分の食器や調理器具をまとめて洗いやすく、家事時間の短縮にもつながります。
キッチン横にはパントリーも配置しています。
10帖の主寝室+WIC、2つの洋室
2階には、
10帖の主寝室+WIC
を配置。
さらに約5帖の洋室を2室設けています。
主寝室には造作カウンター、洋室にもデスクカウンターなどを設け、収納だけではなく、勉強や仕事など暮らし方の変化にも対応できるよう計画しています。
外壁はニチハの16mmサイディング
外壁にはニチハの16mmサイディング「イルミオ」を採用。
ホワイトをベースに、ブラックをアクセントとして組み合わせています。
屋根はガルバリウム鋼板の立平葺き。
断熱性能や間取りだけではなく、外観のデザインやメンテナンス性も考えた仕様です。
窓にはLIXILのアルミ樹脂複合サッシを使用し、Low-E複層ガラスなどを組み合わせています。
高性能と「好きな暮らし」を両立する家
高性能住宅というと、
「UA値はいくつなのか」
「断熱材は何mmなのか」
といった数字に目が向きます。
もちろんそれも重要です。
ただ、家を建てる目的は、性能の数字を競うことではありません。
今回の住宅では、
UA値0.44の断熱性能、付加断熱、第一種熱交換換気、ZEH
という住宅性能を確保しながら、
23帖LDK、吹抜け、ビルトインガレージ、無垢床、家事動線
といった暮らしの希望も形にしています。
建峰では、住宅性能の数値だけでも、デザインだけでもなく、
「性能」と「そこでどう暮らしたいか」の両方から家づくりを考えています。
愛知県一宮市をはじめ、岐阜県・愛知県で高断熱住宅、ZEH、長期優良住宅をご検討の方は、お気軽にご相談ください。
本物と健康を追求する家づくり
