家づくりって何から始めたらいいの?【土地がある場合】
こんにちは、株式会社建峰です。
今回いただいた質問はこちらです。
「家づくりって、何から始めたらいいですか?」
家を建てようと思ったとき、
「まず間取りを考える?」
「住宅展示場へ行く?」
「住宅ローンの相談?」
「工務店を探す?」
いろいろ思い浮かぶと思います。
でも、私がお客様からこの質問をされたとき、最初に聞くのは、
「土地はお持ちですか?」
です。
今回は、すでに土地を持っている方の場合について、実際に私たちがどんなことを確認しているのか、お話しします。
土地を持っている=すぐ家を建てられる、ではありません
「土地は持っています」
と聞いたら、次に、
「そちらの土地でご検討されていますか?」
と確認します。
土地を持っているからといって、必ずその土地で建てるとは限らないからです。
そこで建てたいということであれば、
「差し支えなければ、どのあたりかだけお伺いしてもいいですか?」
とお聞きします。
なぜ場所を聞くのか。
それは、土地があるからといって、必ず住宅を建てられるとは限らないからです。
土地には法律上の条件があります。
せっかく土地を持っているのに、調べてみたらそのままでは建てられない、ということもあります。
だからまず、
「その土地で本当に家づくりを進められるのか」
を確認することが大切です。
今、その土地は何に使われていますか?
例えば、
「ちなみに今、こちらの土地は畑か何かですか?」
とお聞きすることがあります。
「はい、畑です」
という場合でも、畑だから家が建てられないわけではありません。
ただし、今の状態のまま住宅を建てるわけではなく、土地の条件によっては手続きや造成、土の入れ替えなどが必要になる場合があります。
そこで、もう少し聞きます。
「その畑って、今でも使っていますか?」
これも大切です。
もし今も農作物を作っているのであれば、作物の種類や収穫時期によって、工事を始められる時期が変わることもあります。
家づくりは、建物のことだけ考えれば進むわけではありません。
今その土地がどう使われているのか。
そこまで確認して初めて、具体的なスケジュールが見えてきます。
その土地は、誰の持ち物ですか?
次に確認するのが、土地の所有者です。
例えば、
「こちらの土地は親御さんの持ち物ですか?」
とお聞きします。
親御さんの土地であれば、
「そこに家を建てることについて、親御さんとはもうお話されていますか?」
と確認します。
すると、
「まだちゃんとは話してなくて……」
という方もいらっしゃいます。
これはなかなか話しにくいですよね。
言ってみれば、
「土地を使わせてほしい」
とお願いするようなものですから。
そんな時には、
「ぶっちゃけ、何か話しにくいことってありますか?」
と聞くこともあります。
親御さんが反対しているのか。
兄弟とのことが気になっているのか。
まだ何となく言い出せていないだけなのか。
家づくりって、土地や建物だけの問題ではありません。
家族の事情や気持ちも含めて整理しないと、途中で止まってしまうことがあります。
もちろん、最初からすべて話す必要はありません。
話せる範囲で大丈夫です。
家づくりの最初は「今の状況を整理すること」
だから、
「家づくりって何から始めたらいいですか?」
と聞かれたら、土地を持っている方の場合、私ならこう考えます。
いきなり間取りを決めることでも、
いきなり住宅ローンを決めることでもありません。
まずは、
「その土地で、本当に家づくりを進められる状態なのか」
を一緒に整理することです。
土地の場所。
今の利用状況。
誰の土地なのか。
家族とは話ができているのか。
何か気になっていることはないか。
そういうことを一つずつ整理していけばいいと思っています。
家づくりを考え始めたばかりなら、
「何が分からないのか分からない」
くらいで普通です。
だから私は最後に、
「でも今日来られたってことは、本当は家を建てたいんですよね?」
と聞くと思います。
そして、
「私でよければ、お手伝いできることはさせていただきますが、いかがですか?」
と。
そこから一緒に、一つずつ考えていけばいい。
家づくりは、最初から全部決まっている必要なんてありません。
まずは今の状況を整理するところから。
それが、土地を持っている方の家づくりの最初の一歩だと思います。
本物と健康を追求する家づくり
