Q. 揺れを大きく減らすという数字があれば、安心して選べますか?
A. 何を、どの条件で、何と比べて減らした数字なのかを確認する必要があります。
例えば層間変位の低減率と、室内で感じる加速度の低減率は別の指標です。「最大値」が示されていても、すべての地震や間取りで同じ割合になるとは限りません。
防災科学技術研究所が公表する2015年の施設貸与実験E201504は、民間企業による制振や高倍率耐力壁などの検証で、全体で7棟の実大木造試験体を用いています。公表概要には、その実験条件で制振装置の有無による建物の損傷に大きな差がなかったと記載されています。製品一般の無効性を示す結果ではありませんが、条件を読まず効果を決められないことが分かります。出典:防災科学技術研究所 E-ディフェンス「免制震」実験E201504(2015年、施設貸与実験)
試験体の耐震性能、入力地震波、繰り返し回数、測定位置、比較対象をそろえて読みます。自宅への提案がその試験条件とどう違うのかも、説明してもらいましょう。
家づくりで確認したいこと
低減率だけでなく、試験条件と測った項目が載った資料を取り寄せてください。
資料確認日:2026年10月5日
本物と健康を追求する家づくり
