建峰の手紙

質問きてたよー!Q001

家づくりって何から始めたらいいの?【土地がある場合】

こんにちは、株式会社建峰です。

今回いただいた質問はこちらです。

「家づくりって、何から始めたらいいですか?」

家を建てようと思ったとき、

「まず間取りを考える?」
「住宅展示場へ行く?」
「住宅ローンの相談?」
「工務店を探す?」

いろいろ思い浮かぶと思います。

でも、私がお客様からこの質問をされたとき、最初に聞くのは、

「土地はお持ちですか?」

です。

今回は、すでに土地を持っている方の場合について、実際に私たちがどんなことを確認しているのか、お話しします。

土地を持っている=すぐ家を建てられる、ではありません

「土地は持っています」

と聞いたら、次に、

「そちらの土地でご検討されていますか?」

と確認します。

土地を持っているからといって、必ずその土地で建てるとは限らないからです。

そこで建てたいということであれば、

「差し支えなければ、どのあたりかだけお伺いしてもいいですか?」

とお聞きします。

なぜ場所を聞くのか。

それは、土地があるからといって、必ず住宅を建てられるとは限らないからです。

土地には法律上の条件があります。

せっかく土地を持っているのに、調べてみたらそのままでは建てられない、ということもあります。

だからまず、

「その土地で本当に家づくりを進められるのか」

を確認することが大切です。

今、その土地は何に使われていますか?

例えば、

「ちなみに今、こちらの土地は畑か何かですか?」

とお聞きすることがあります。

「はい、畑です」

という場合でも、畑だから家が建てられないわけではありません。

ただし、今の状態のまま住宅を建てるわけではなく、土地の条件によっては手続きや造成、土の入れ替えなどが必要になる場合があります。

そこで、もう少し聞きます。

「その畑って、今でも使っていますか?」

これも大切です。

もし今も農作物を作っているのであれば、作物の種類や収穫時期によって、工事を始められる時期が変わることもあります。

家づくりは、建物のことだけ考えれば進むわけではありません。

今その土地がどう使われているのか。

そこまで確認して初めて、具体的なスケジュールが見えてきます。

その土地は、誰の持ち物ですか?

次に確認するのが、土地の所有者です。

例えば、

「こちらの土地は親御さんの持ち物ですか?」

とお聞きします。

親御さんの土地であれば、

「そこに家を建てることについて、親御さんとはもうお話されていますか?」

と確認します。

すると、

「まだちゃんとは話してなくて……」

という方もいらっしゃいます。

これはなかなか話しにくいですよね。

言ってみれば、

「土地を使わせてほしい」

とお願いするようなものですから。

そんな時には、

「ぶっちゃけ、何か話しにくいことってありますか?」

と聞くこともあります。

親御さんが反対しているのか。

兄弟とのことが気になっているのか。

まだ何となく言い出せていないだけなのか。

家づくりって、土地や建物だけの問題ではありません。

家族の事情や気持ちも含めて整理しないと、途中で止まってしまうことがあります。

もちろん、最初からすべて話す必要はありません。

話せる範囲で大丈夫です。

家づくりの最初は「今の状況を整理すること」

だから、

「家づくりって何から始めたらいいですか?」

と聞かれたら、土地を持っている方の場合、私ならこう考えます。

いきなり間取りを決めることでも、

いきなり住宅ローンを決めることでもありません。

まずは、

「その土地で、本当に家づくりを進められる状態なのか」

を一緒に整理することです。

土地の場所。

今の利用状況。

誰の土地なのか。

家族とは話ができているのか。

何か気になっていることはないか。

そういうことを一つずつ整理していけばいいと思っています。

家づくりを考え始めたばかりなら、

「何が分からないのか分からない」

くらいで普通です。

だから私は最後に、

「でも今日来られたってことは、本当は家を建てたいんですよね?」

と聞くと思います。

そして、

「私でよければ、お手伝いできることはさせていただきますが、いかがですか?」

と。

そこから一緒に、一つずつ考えていけばいい。

家づくりは、最初から全部決まっている必要なんてありません。

まずは今の状況を整理するところから。

それが、土地を持っている方の家づくりの最初の一歩だと思います。

家づくり